概要 − 早朝夜間割引・通勤割引・休日昼間割引組合せ(応用9)
2009年7月8日より 通勤割引、 平日昼間割引 の距離条件が緩和されています。
休日昼間割引の有効な利用方法をいくつかのパターンでシミュレーションしてみました。
このパターンは、早朝の時間帯に大都市近郊区間から地方へ出かけるパターンで、
200km〜400kmを走行し最大4つの割引を適用させるパターンです。
早朝夜間割引+通勤割引+休日昼間割引+休日昼間割引
※このパターンは、実際の結果ではなく机上シミュレーションです。
パターン適用条件 − 早朝夜間割引+通勤割引+休日昼間割引組合せ
前提条件
○ETC走行
○休日
○普通車以下
○大都市近郊から出発
○目的地 200〜400km以内
○ケース
朝の時間帯に
早朝夜間割引 + 通勤割引 + 休日昼間割引 + 休日昼間割引 を適用させる
夕方時間帯の逆パターンは、時間的に難しいでしょう。
パターンの適用条件(早朝夜間割引+通勤割引+休日昼間割引2回)
出発IC 途中IC 途中IC 途中IC 到着IC
△−早朝夜間−>▽△−−通勤−−>▽△−休日昼間−>▽△−休日昼間−>▽
( 〜am6:00) (am6:00〜am9:00) (am9:00〜 )
△:高速に入る
▽:高速から出る
(1) 早朝夜間割引、通勤割引の適用条件
応用パターン2の条件を参照ください。
(2) 休日昼間割引の適用条件
応用パターン7の条件を参照ください。
(3) その他
このパターンでは、am6時とam9時の時刻がポイントになるでしょう。
各割引の時間帯は次の通りです。
@ 早朝夜間割引 〜am6:00
A 通勤割引 am6:00〜am9:00
B 休日昼間割引 am9:00〜
@からBの順序で割引適用されれば可能になるでしょう。
特に通勤割引から休日昼間割引の時間帯で時間調整が必要に
なる場合が想定されます。
サンプル − 早朝夜間割引+通勤割引+休日昼間割引組合せ
休日の早朝、東北道・浦和本線ICから東北道・古川ICまで約400km弱の走行を想定します。
通常走行
東北道・浦和本線IC−−−−>古川IC 375.1km 通常料金¥8000
お得な走行
途中ICを鹿沼IC、矢吹IC、国見ICとします。
東北道・浦和本線IC−−>鹿沼IC 91.5km
通常料金¥2700 早朝夜間割引 ¥1350
東北道・鹿沼IC−−>矢吹IC 94.8km 通常料金¥2600 通勤割引¥1300
東北道・矢吹IC−−>国見IC 89.7km 通常料金¥2450 休日昼間割引¥1250
東北道・国見IC−−>古川IC 99.1km 通常料金¥2700 休日昼間割引¥1350
計¥5250
通常走行¥8000 − お得な走行¥5250 = お得な金額 ¥2750
時間想定
浦和本線から古川までの各IC間100km弱を各々1時間と想定した場合、
次の様な時間経過になるでしょう。
早朝夜間 通勤 休日昼間 休日昼間
浦和本線IC−−−>鹿沼IC−−−>矢吹IC−−−>国見IC−−−>古川IC
5:30 6:30 7:30 8:30 9:30
浦和本線から鹿沼では、am6時前に入口IC(浦和本線)通過なので早朝夜間割引が適用されるでしょう。
鹿沼から矢吹では、am6時過ぎに入口IC(鹿沼)通過なので通勤割引が適用されるでしょう。
矢吹から国見では、出口IC(国見)がam9時前通過なので割引適用NGになるでしょう。
ここで国見をam9時以降に出るように時間調整が必要になります。
なお浦和本線から既に200km以上走行しているのでゆっくり休憩が必要でしょう!
■ご注意
ETC割引を有効に使うため途中ICで入り直ししますが、
安全な場所でUターンしましょう。
料金所付近でのUターンは、後続車・対向車があり危険です。
くれぐれも安全運転が第一優先です。