ETC割引お得な使い方と100kmIC情報

通勤割引と早朝夜間割引の組合せ適用(応用1)−ETC割引お得な使い方

ETC割引の通勤割引、早朝夜間割引をちょっと工夫したお得な使い方を紹介し、また割引適用条件の出発IC(インターチェンジ)から距離100km以内の途中ICの情報をお届けします。

ETC割引お得な使い方 − 通勤割引と早朝夜間割引の組合せ適用(応用パターン1)




2009年7月8日より 通勤割引、 平日昼間割引 の距離条件が緩和されています。






通勤割引、早朝夜間割引の割引適用条件として 『走行距離100km以内』 の条件があります。
走行距離が、100kmを少しでもオーバーすると通常料金になってしまい、割引適用されません。

このパターンは、夕方から夜にかけて、地方から東京・大阪近郊へ行く時、通勤割引と早朝夜間割引の 2つの割引を適用させる応用パターンです。

<条件>

・通勤割引の条件
     ・pm20時までに出発IC(地方区間)より入る
     ・出発ICから100km以内の途中ICで一旦出て・入り直す

・早朝夜間割引の条件
     ・pm22時以降に「途中ICから100km以内の到着IC(大都市近郊区間)」より出る


■通勤割引の適用
pm20時までに出発IC(地方区間)から入り、100km以内の途中IC(地方区間:通勤割引適用区間)から一旦出ます。

この100km以内の途中ICから出ることにより通勤割引が適用されます。
なおこの途中ICは、大都市近郊区間でもOKですが、その区間は通常料金になり、メリットが小さくなります。

■続いて、早朝夜間割引の適用
引き続きその途中ICから入り直し、100km以内の大都市近郊区間の到着ICからpm22時以降に出ます。
これにより早朝夜間割引が適用されます。

なお通勤割引時間帯(pm20時まで)と早朝夜間割引時間帯(pm22時から)の差2時間により、時間調整が必要な時も 有ります。


■例) ETC利用明細・・・・通勤割引と早朝夜間割引が適用された!
通勤割引と早朝夜間割引の組合せ適用(応用パターン)例
ETC利用明細・例)は、遠出した後、夕方から夜にかけて地方の佐久から東京近郊の川越へ戻る場合の実例です。
上記、ETC利用明細について通常走行とお得な走行方法を以下に説明します。


通常走行の時 − 通勤割引と早朝夜間割引の組合せ適用(応用パターン1)

佐久ICから川越ICまで128.7kmを、普通に走ると100kmを超えるため割引適用されません。

■上信越道・佐久IC → 関越道・川越IC     距離  128.7km

                          通常料金 ¥3,400

佐久IC△−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−>▽川越IC 128.7km
(出発IC)         (通常料金)                (到着IC)

     △:高速に入る
     ▽:高速から出る
                      


お得な走行の時 − 通勤割引と早朝夜間割引の組合せ適用(応用パターン1)

この例は、20時までに佐久IC(地方区間)から入り、途中ICの花園IC(地方区間 100km以内)で一旦出ています。この花園IC(途中IC)から出ることりより通勤割引が適用されます。

さらにこの花園ICから入り直して川越IC(大都市近郊区間)を22時過ぎに出ています。これで早朝夜間割引が適用されます。

■上信越道・佐久IC → 関越道・花園IC   距離 93.8km
           (一旦料金所より出る)      ¥1,300・・・通勤割引適用

■関越道・花園IC  → 関越道・川越IC   距離 34.9km
 (料金所より入リ直す)                  ¥600・・・早朝夜間割引適用

                            計 ¥1,900

                    花園ICで
20時までに入る          一旦出て・入り直す     22時過ぎに出る
佐久IC△−−−−−−−−−−−>▽△−−−−−−−−−−>▽川越IC 128.7km
        (93.8km)            (34.9km)
         この区間が              早朝夜間割引適用
         通勤割引適用


この時には途中のSAで休憩をとり若干時間調整をしています。
これで¥1500 お得に なります。。。Y(^^)ピース!

まとめ − 通勤割引と早朝夜間割引の組合せ適用(応用パターン1)

このパターンをまとめると。。。。

1) 夕方から夜にかけて地方から東京・大阪近郊へ行く時に利用
2) 出発IC(地方)にpm20時までに入る
3) 到着IC(大都市近郊区間)をpm22時以降に出る
4) 出発ICから100km以内の途中ICで出て・入り直す

なお全走行距離は200km以内です。
また上記例)の様に距離が短かければ時間調整が必要になる場合があります。

早朝に東京・大阪近郊から地方へ行く時、早朝夜間割引(am6時まで)と通勤割引(am6時から)の組み合わせで 時間調整なしで利用できます。
早朝夜間割引と通勤割引の組合せ適用を応用パターン2で紹介します。

この出発ICから100km以内の途中ICを「ETC割引・100kmIC情報」 として調べることができます。 メニュー 「ETC割引のお得な使い方 メニュー」 をご覧ください。

■ご注意
ETC割引を有効に使うため途中ICで入り直ししますが、
安全な場所でUターンしましょう。
料金所付近でのUターンは、後続車・対向車があり危険です。
くれぐれも安全運転が第一優先です。